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リーバイスのリペア料金っていくら?🧵 公式テーラーショップとジーンズ修理店を徹底比較!

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大切に育てたリーバイスのジーンズに穴が開いてしまった…そんなとき、あなたはどうしますか?新しいものを買い直すのはもったいないし、長年履き込んだ色落ちや風合いは簡単に再現できません。ここで頼りになるのが「リペアサービス」です。

リーバイスの公式テーラーショップでは、2021年5月からリペアメニューが導入され、古いリーバイス製品でも持ち込み修理が可能になりました。この記事では、リーバイスのリペア料金やサービス内容、修理期間などを徹底調査。公式テーラーショップとその他のジーンズリペアショップの料金比較もしているので、あなたのお気に入りのデニムを長く愛用するための参考にしてくださいね。

記事のポイント!

  1. リーバイス公式テーラーショップのリペア料金と修理メニューの詳細
  2. テーラーショップの店舗情報と利用方法
  3. リーバイス以外のジーンズリペアショップとの料金比較
  4. リーバイスのジーンズを長持ちさせるためのメンテナンス情報

リーバイスのリペア料金とサービス内容

  1. リーバイス公式テーラーショップのリペア料金は1,000円~5,000円が相場
  2. リーバイステーラーショップで提供されている修理メニューの種類
  3. リーバイスのデニムリペアは破れの大きさや場所で料金が変わる
  4. ダメージ補修・補強は1,000円~、パッチ・あて布は2,000円~
  5. テーラーショップではカスタマイズやリメイクも同時に可能
  6. リーバイスの古着や中古品でも持ち込み修理が可能になった背景

リーバイス公式テーラーショップのリペア料金は1,000円~5,000円が相場

リーバイスの公式テーラーショップでは、2021年5月20日からリペアサービスとアップサイクリングメニューが追加されました。これにより、お気に入りのリーバイス製品を長く愛用することが可能になりました。

リペア料金は修理内容によって異なりますが、基本的には1,000円〜5,000円程度が相場となっています。テーラーショップの料金表によると、ダメージ補修・補強は1,000円から、パッチ・あて布による修理は2,000円からとなっています。

具体的な料金事例としては、小さな穴の補修であれば約3,000円、股部分の大きなダメージ修理では約5,000円、後ろポケットの補修は約4,000円というケースがあります。もちろん、破れの大きさや場所、修理方法などによって料金は変動します。

実際の事例では、ヴィンテージの501 66前期モデルの修理で、股部分や太もも付け根の小さな穴の修理が約8,000円、複数箇所の大きなダメージがある場合は約22,000円かかったというケースもあります。

テーラーショップを利用する最大のメリットは、リーバイス製品の特性を熟知したプロによる修理が受けられることです。オリジナルの雰囲気を損なわず、製品の寿命を延ばす高品質な修理を期待できます。

リーバイステーラーショップで提供されている修理メニューの種類

リーバイスのテーラーショップでは、様々な修理メニューを取り揃えています。主なリペアメニューには以下のようなものがあります:

  1. ダメージ補修・補強:穴あきや裂け目の修理
  2. パッチ・あて布:破れた部分に当て布をして補強
  3. 股下リペア:股部分の擦れや破れの修理
  4. ポケット修理:ポケットの破れや裂けの修理
  5. 裾のすり切れ修理:裾部分の擦れや傷みの修理

リペア以外にも、以下のようなサービスも提供されています:

  • カスタマイズ:ワッペンや刺繍、ペンキ加工、ダメージ加工など
  • オルターレーション:ウエスト詰め、テーパード加工、シルエット変更など
  • アップサイクル:着なくなったデニムをポーチやトートバッグ、クッションカバーなどに再生

例えば、カスタマイズでは手刺繍が500円から、機械刺繍が1,100円からとなっています。ダメージ加工は一箇所1,100円から利用可能です。

オルターレーションでは、裾上げが800円から、ウエストリサイズが3,000円から、シルエット変更が5,000円からとなっています。これらのサービスを組み合わせることで、自分だけのオリジナルデニムに仕上げることも可能です。

テーラーショップでは、事前にテーラーがお客様と丁寧に打ち合わせを行い、希望や要望をヒアリングした上で修理プランを提案してくれます。修理内容によっては当日完了するものもありますが、複雑な修理は数日から数週間かかる場合もあります。

リーバイスのデニムリペアは破れの大きさや場所で料金が変わる

リーバイスのデニムリペアでは、破れの大きさや場所によって料金が変わります。一般的に、小さな破れよりも大きな破れの方が修理料金は高くなります。また、股下や膝など動きの多い部分は、修理の難易度が高いため料金も高くなる傾向があります。

破れの大きさによる料金の目安は以下のようになっています:

  • 小さな破れ(5cm未満):約1,000円〜3,000円
  • 中程度の破れ(5cm〜10cm):約3,000円〜5,000円
  • 大きな破れ(10cm以上):約5,000円〜8,000円以上

また、破れの場所による料金の違いもあります:

  • 膝や太もも部分:基本料金に準じる
  • 股下部分:基本料金+1,000円程度
  • ポケット部分:基本料金+500円程度
  • 裾部分:基本料金に準じる

例えば、膝に5cm程度の穴が開いた場合は約3,000円、股下に同じサイズの穴が開いた場合は約4,000円というように、同じサイズの破れでも場所によって料金が変わることがあります。

また、破れの状態や生地の劣化具合によっても料金は変動します。単なる穴あきよりも、生地が擦り切れて薄くなっている場合は、補強が必要になるため料金が高くなることがあります。

テーラーショップでは、修理前に見積もりを出してくれるので、予算に合わせた修理プランを選ぶことができます。高価なヴィンテージジーンズなど、思い入れのある一本なら、多少料金が高くても専門家による確実な修理を選ぶ価値はあるでしょう。

リーバイスのデニムリペアは破れの大きさや場所で料金が変わる

ダメージ補修・補強は1,000円~、パッチ・あて布は2,000円~

リーバイスのテーラーショップにおけるリペアサービスの基本料金は、ダメージ補修・補強が1,000円~、パッチ・あて布が2,000円~となっています。これらの料金は修理の基本料金であり、ダメージの大きさや修理の複雑さによって変動します。

ダメージ補修・補強は、主に生地が薄くなっている部分や小さな穴の修理に適しています。擦れがひどくなっている部分や、穴が開きそうな部分を補強することで、ジーンズの寿命を延ばすことができます。たとえば、股下の擦れ補強は約5,000円程度かかります。

パッチ・あて布は、穴が開いてしまった部分や大きく裂けてしまった部分の修理に用いられます。リーバイスのテーラーショップでは、オリジナルのデニム生地や色合いに合わせたあて布を使用して修理を行います。これにより、修理箇所が目立ちにくくなり、ジーンズの見た目を損なわずに修理することができます。

修理方法にもいくつかのバリエーションがあります。例えば、ガムシャラというジーンズリペア専門店では以下のような修理方法を提供しています:

  • 簡単リペア:3,850円~。ダメージ跡は少し目立つが、強度と柔らかさのバランスが取れた修理方法。
  • 普通リペア:4,950円~。ダメージ跡を残しつつ補強し、リペア跡が目立ちにくい方法。
  • 完璧リペア:8,800円~。ダメージ跡をわからないように消す方法。
  • ダメージ残しリペア:4,950円~。ダメージの形を残しつつ、周囲を補強する方法。
  • カスタムリペア:5,500円~。あえて目立つ色の糸でデザイン的にリペアする方法。

リーバイスのテーラーショップでも、これらに近い修理オプションが用意されていることがあります。修理方法によって料金や仕上がりの印象が大きく変わるため、自分の好みやジーンズへの思い入れに合わせて選ぶことをおすすめします。

テーラーショップではカスタマイズやリメイクも同時に可能

リーバイスのテーラーショップでは、リペアだけでなく、カスタマイズやリメイクも同時に行うことができます。これにより、修理しながら自分だけのオリジナルジーンズに仕上げることが可能です。

カスタマイズのメニューには以下のようなものがあります:

  • 刺繍:マシン刺繍(イラスト)が1,100円~、マシン刺繍(文字)が550円~、手刺繍が500円~、ハンドル刺繍が1,100円~。好きな絵や文字をジーンズに入れることができます。
  • ダメージ加工:リップ加工が一箇所1,100円~、ダメージ加工が一箇所1,100円~。あえてダメージを入れることで、ヴィンテージ感を出すことができます。
  • パネリング:ポケットパネリングが4,400円~、トラッカージャケットパネリングが背面9,900円~。異なる生地を組み合わせることで、個性的な一本に仕上げることができます。
  • スタッズ:1個100円~(11個~+工賃550円)。メタルスタッズを打ち込んで、ロックな雰囲気を演出できます。
  • ペンキとばし:1,100円~。スプラッタ加工によって、アーティスティックな雰囲気を出すことができます。

また、アップサイクルメニューでは、着なくなったデニムを次のようなアイテムにリメイクすることができます:

  • クッションカバー:6,600円
  • トートバッグ:8,800円
  • クラッチバッグ:6,600円
  • サコッシュ:4,400円
  • 巾着:4,400円

これらのサービスを組み合わせることで、修理と同時にカスタマイズやリメイクを行い、新たな命を吹き込むことができます。例えば、膝が破れたジーンズの修理と同時に、バックポケットに好きなワッペンを付けたり、裾に刺繍を入れたりすることが可能です。

テーラーショップでは、熟練の職人があなたの希望や好みをヒアリングし、最適な提案をしてくれます。修理をきっかけに、自分だけのオリジナルジーンズを作る機会として活用してみてはいかがでしょうか。

リーバイスの古着や中古品でも持ち込み修理が可能になった背景

2021年5月20日(ジーンズの誕生日)から、リーバイスのテーラーショップではいつどこで購入したリーバイス製品でも持ち込み修理が可能になりました。これには、リーバイスが推進する「Buy Better, Wear Longer(良いものを、長く着よう)」というサステナブルなコンセプトが背景にあります。

従来、テーラーショップのサービスを受けるには、1年以内にリーバイスストアで購入したことを証明するレシートの提示が必要でした。しかし、この制限が撤廃されたことで、古着店やオークションで購入したヴィンテージのリーバイス製品や、長年愛用してきた製品も修理できるようになりました。

この変更の背景には、ファッション業界の大量生産・大量廃棄による環境負荷の問題があります。多くのアパレルブランドが環境に配慮したサステナブルな取り組みを進める中、リーバイスも「製品を長く使い続けること」に焦点を当てた活動を強化しています。

リーバイスのこの取り組みについて、あるリーバイスの担当者は次のように述べています:「実は以前からリペアサービスをご希望される声は多かったのです。160年以上もジーンズを作り続けてきた会社ですから、時に隔てなく、ご愛用のリーバイス製品はリペアして差し上げ、安心してリーバイスを使い続けて頂きたい。新しい物をどんどん作って沢山売っていくのではなく、良いものを購入して、じっくり大切に付き合って頂きたいと考えているのですよ。『売りすぎない』というのも企業として大事なことではないでしょうか。」

この取り組みは、単に製品の寿命を延ばすだけでなく、リーバイスのブランド価値を高め、顧客との長期的な関係を構築することにもつながっています。修理やカスタマイズによって「自分だけの一本」を作り上げることで、愛着が生まれ、結果として製品を大切に長く使い続けるという好循環を生み出しています。

リーバイスのリペアに関する詳細情報

  1. リーバイスのテーラーショップは全国に6店舗あり予約なしで利用可能
  2. リーバイスの裾上げはシングルで550円~、チェーンステッチなら1,250円~
  3. リーバイス以外のジーンズリペアショップでの修理料金との比較
  4. リーバイスのジーンズ修理の納期は約40日かかることもある
  5. 自分でリペアする方法と必要な道具
  6. リーバイスの裾上げは後日でも持ち込みできるようになった
  7. まとめ:リーバイスのリペア料金は修理内容によって異なるが公式テーラーショップなら安心

リーバイスのテーラーショップは全国に6店舗あり予約なしで利用可能

リーバイスのテーラーショップは、2025年4月現在、全国で6店舗が展開されています。当初は4店舗でしたが、サービスの人気を受けて店舗数が増加しました。現在の店舗は以下の通りです:

  1. リーバイス原宿フラッグシップストア
    • 住所:東京都渋谷区神宮前6-16-12 神宮前グリーンテラス
    • 電話:03-6427-6107
  2. リーバイスストア新宿
    • 住所:東京都新宿区新宿3-29-12
    • 電話:03-5363-4501
  3. リーバイスストアみなとみらい東急スクエア
    • 住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-9
    • 電話:045-227-6020
  4. リーバイスストア京都
    • 住所:京都府京都市中京区新京極通蛸薬師下ル東側町529-1
    • 電話:075-212-8750
  5. リーバイスストア大阪
    • 住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-8
    • 電話:06-6241-8134
  6. リーバイスストア福岡天神
    • 住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-16 TENJIN21 1F/B1F
    • 電話:092-738-2005

テーラーショップの利用方法は非常にシンプルで、予約なしで直接店舗に訪問することができます。ただし、テーラーが不在の場合は受付ができないこともあるため、重要な修理を依頼する場合は事前に電話で確認することをおすすめします。

店舗では、まず修理したいアイテムを持参し、店員さんにテーラーショップの利用を伝えます。そこでテーラーが対応してくれ、詳細なヒアリングを行います。修理内容や要望に応じて、テーラーがオーダーシートに記入しながら最適な修理方法を提案してくれます。

ヒアリングの際には、どのように修理してほしいか、どんな仕上がりを希望するかを具体的に伝えると良いでしょう。例えば「穴を目立たないように直してほしい」「ダメージ感を残したまま補強してほしい」など、希望を伝えることで、より満足のいく仕上がりになります。

修理内容が決まったら、その場で見積もりが出され、修理料金を前払いで支払います。その後、修理期間を経て完成品を受け取ることになります。シンプルな修理であれば当日中に完了することもありますが、複雑な修理は数週間かかることもあります。

リーバイスの裾上げはシングルで550円~、チェーンステッチなら1,250円~

リーバイスの裾上げは、シングルステッチ(通常の裾上げ)で550円~、チェーンステッチ(ジーンズ専用の特殊な縫い方)で1,250円~となっています。裾上げは最も基本的なオルターレーションサービスで、多くの店舗で即日対応が可能です。

シングルステッチの裾上げは、一般的な裾上げ方法で、直線的なステッチで裾を縫い上げます。料金は550円~ですが、裾幅が25cm以上の場合は880円~となります。また、1cm~3cm程度の短い裾上げで、元の糸のほつれを処理する必要がある場合は料金が変わることがあります。

チェーンステッチの裾上げは、ジーンズ専門のチェーンステッチミシン(ユニオンスペシャル)を使用した特殊な縫い方です。このステッチは、洗濯を繰り返すうちに独特の「アタリ」(色落ち)が出るため、ジーンズ愛好家に人気があります。料金は1,250円~で、即日対応も可能です。

ただし、19オンス以上の極厚デニムはチェーンステッチに対応していない場合があるため、事前に確認が必要です。

その他の裾上げオプションとしては:

  • アタリ残し・貼り付け:1,980円~。元の裾のアタリ(色落ち)部分を残して貼り付ける方法。
  • カットオフ:1,100円~。裾をカットしてそのまま縫わずに切りっぱなしにする方法。
  • ダブル仕上げ:2,200円~。裾を二重に折り返して仕上げる方法。
  • 加工残し:2,200円~。元の加工を残したまま裾上げする方法。

裾上げは、ジーンズ購入時に一緒に依頼することが多いですが、後から持ち込みで依頼することも可能です。自分で長さを測ってピンで印をつけて持ち込んでもいいですし、店舗で試着して長さを決めることもできます。

裾上げは比較的シンプルな修理なので、多くの場合は即日対応が可能です。大須などの繁華街では、買い物をしている間に仕上がることもあります。ただし、特殊な仕上げを希望する場合や、混雑時は数日かかることもあります。

リーバイス以外のジーンズリペアショップでの修理料金との比較

リーバイスの公式テーラーショップ以外にも、ジーンズの修理を専門に行うリペアショップがあります。ここでは、リーバイスの公式テーラーショップと一般的なジーンズリペアショップの料金を比較してみましょう。

基本的なリペア料金比較表:

修理内容リーバイス公式GAMUSHARAアトリエ革作ジーンズリペアgofit
ダメージ補修(小)1,000円~3,850円~3,000円~550円~
ダメージ補修(大)5,000円~8,800円~5,000円~1,000円~1,500円
パッチ・あて布2,000円~含む含む含む
ファスナー交換対応不可記載なし4,000円~1,980円~
裾上げ(シングル)800円~記載なし記載なし550円~
裾上げ(チェーン)記載なし記載なし記載なし1,250円~
ウエスト詰め3,000円~記載なし記載なし2,750円~

一般的に、リーバイスの公式テーラーショップとその他のジーンズリペアショップでは、料金体系に違いがあります。それぞれの特徴を見てみましょう:

リーバイスの公式テーラーショップの特徴:

  • リーバイス製品専門なので、オリジナルの雰囲気を損なわない修理が可能
  • リーバイスのオリジナル糸や生地を使用
  • テーラーがリーバイス製品の特性を熟知している
  • カスタマイズやアップサイクルなど独自のサービスがある
  • ジッパーの新規取り付けやリベットの打ち直しはできない

一般的なジーンズリペアショップの特徴:

  • リーバイス以外のブランドも対応
  • 専門店によっては高度な技術を持っている場合がある
  • 料金が明確で選択肢が多い場合がある
  • 納期が早い場合が多い
  • ファスナー交換など、リーバイス公式で対応していないサービスもある

例えば、ファスナー交換はリーバイス公式では対応していませんが、アトリエ革作では4,000円~、gofitでは1,980円~で対応しています。また、リペアの仕上がり方法も、GAMUSHARAでは「簡単リペア」「普通リペア」「完璧リペア」「ダメージ残しリペア」「カスタムリペア」といった多様な選択肢があります。

修理料金の違いは、店舗の立地、技術力、使用する材料、ブランド力などによって生じます。重要なのは、単に料金の安さだけでなく、自分のジーンズにどのような修理を望むかを考えることです。高価なヴィンテージジーンズなら、少し高くても専門性の高い修理を選ぶ価値があるでしょう。

また、修理前に複数の店舗で見積もりを取ることも一つの方法です。修理内容や料金を比較して、最適な選択をすることをおすすめします。

リーバイスのデニムリペアは破れの大きさや場所で料金が変わる

リーバイスのジーンズ修理の納期は約40日かかることもある

リーバイスのテーラーショップでのジーンズ修理は、修理内容や店舗の混雑状況によって納期が大きく変わります。シンプルな裾上げなどは即日対応可能な場合もありますが、複雑なリペアやカスタマイズになると数週間から約40日程度かかることもあります。

実際の事例では、kenkenブルースというブログの記事によると、リーバイスストア大阪店でのリペア依頼で、受付から引き渡しまでに約40日かかったとのこと。早く仕上がる場合は電話連絡があるとのことでしたが、結局は当初の予定通りの日数がかかったそうです。

修理内容別の一般的な納期の目安は以下の通りです:

  • 裾上げ(シングル・チェーンステッチ):即日~数日
  • ダメージ補修(小):数日~1週間
  • ダメージ補修(大):1週間~2週間
  • ウエスト詰めやシルエット変更:1週間~2週間
  • 複数箇所の修理やカスタマイズ:2週間~1ヶ月以上

納期に影響する要因としては、以下のようなものが考えられます:

  1. 修理内容の複雑さ:単純な裾上げより、破れの修理や形の変更など複雑な作業ほど時間がかかります。
  2. 店舗の混雑状況:繁忙期や人気店舗では、修理の順番待ちが発生することがあります。
  3. テーラーの人数:店舗によってテーラーの人数が異なります。原宿フラッグシップストアでは3名のテーラーがいるとの情報もあります。
  4. 材料の調達:特殊な糸や生地が必要な場合、取り寄せに時間がかかることがあります。

テーラーショップを利用する際のポイントとしては、時間に余裕を持って依頼することが大切です。特に、大切なイベントで着用したい場合などは、余裕を持ったスケジュールで依頼しましょう。また、納期については依頼時に確認し、いつ頃完成するのかを把握しておくことも重要です。

最後に、修理完了の連絡は電話で行われることが多いようです。連絡先を正確に伝え、電話に出られない場合はメッセージを確認するようにしましょう。修理品は店舗で保管されますが、長期間受け取りに行かない場合は追加の保管料が発生する可能性もあるので、連絡があったらなるべく早く受け取りに行くことをおすすめします。

自分でリペアする方法と必要な道具

お気に入りのリーバイスジーンズを自分で修理したいという方もいるでしょう。自分でリペアすることで、コストを抑えたり、自分だけのオリジナルな修理ができたりするメリットがあります。ここでは、基本的な自分でのリペア方法と必要な道具をご紹介します。

必要な道具:

  1. デニム用の縫い針:デニムの厚手の生地に適した太めの針
  2. デニム用の糸:リーバイスに近い色の丈夫な糸(青や黄色など)
  3. 裁ちばさみ:生地をカットするための鋭いはさみ
  4. 当て布:破れた部分に裏から当てる布(デニム生地が理想的)
  5. 接着芯:破れた生地を補強するための接着芯
  6. アイロン:接着芯を貼り付けるため
  7. チョークやマーカー:印をつけるため
  8. ミシン:あれば便利(デニム対応の強力なミシンが理想的)

基本的なリペア方法:

  1. 小さな穴や破れの修理:
    • 破れた部分の裏側に接着芯をアイロンで貼り付ける
    • デニム用の糸と針で、破れの周囲をジグザグに縫っていく
    • 力がかかる部分なら、念のため当て布も付ける
  2. 摩耗した部分の補強:
    • 摩耗して薄くなっている部分の裏側に接着芯を貼る
    • 表側から細かい平行線や格子状のステッチを入れて補強する
    • 股下など特に摩耗しやすい部分は、当て布を使うとより強化できる
  3. パッチワーク修理:
    • 大きな穴や破れには、似た色のデニム生地のパッチを準備
    • パッチを破れよりも少し大きめにカット
    • パッチを裏側から当て、表側からステッチで固定
    • ダメージ感を残したい場合は、パッチの周囲をあえて見せるように縫う
  4. ボタンホールの修理:
    • ほつれたボタンホールの周囲に接着芯を貼る
    • ボタンホールステッチで周囲を密に縫い直す
    • 必要に応じて、裏側に補強布を添える

自分でリペアする際の注意点としては、適切な道具を使用することと、デニムの厚みに合わせた強度のある針と糸を選ぶことが重要です。また、最初は目立たない部分で練習してから本番に挑むことをおすすめします。

ただし、ヴィンテージや高価なジーンズの場合は、自分で修理して失敗するリスクも考慮すべきです。自分の技術に自信がない場合や、大切なジーンズの場合は、やはりプロに依頼する方が安心でしょう。また、ファスナーの交換や複雑なシルエット変更などは、専門的な技術と道具が必要なため、プロに任せることをおすすめします。

リーバイスの裾上げは後日でも持ち込みできるようになった

リーバイスのテーラーショップでは、以前は購入時に限り裾上げなどの修理サービスを受けることができましたが、現在は購入後の持ち込みでも対応してくれるようになりました。これにより、自宅でじっくり考えた後に最適な長さに調整したり、体型の変化に合わせて再調整したりすることが可能になりました。

持ち込み裾上げが可能になった背景には、リーバイスが推進する「Buy Better, Wear Longer(良いものを、長く着よう)」というサステナブルな考え方があります。購入した製品をより長く愛用してもらうため、後からでもサイズ調整ができるようにサービスを拡充したのです。

裾上げを後日持ち込みする際は、以下のポイントに注意すると良いでしょう:

  1. 洗濯後に持ち込む:リーバイスのデニムは特に未洗いの「リジッド」タイプの場合、洗濯すると縮むことがあります。そのため、一度洗濯してからサイズを決めることをおすすめします。
  2. 試着して確認:店舗には試着室が用意されていることが多いので、実際に履いて長さを確認することができます。靴を履いた状態で長さを決めると、より実際の着用感に近い調整ができます。
  3. 裾上げの方法を選ぶ:シングルステッチ(550円~)、チェーンステッチ(1,250円~)、アタリ残し(1,980円~)など、様々な裾上げ方法があります。自分の好みや予算に合わせて選びましょう。
  4. 納期を確認:裾上げは比較的早く仕上がることが多いですが、店舗の混雑状況によっては時間がかかることもあります。急ぎの場合は事前に納期を確認しておきましょう。

また、裾上げ以外のオルターレーションも後日持ち込みで対応してもらえるようになりました。例えば、ウエスト詰めやテーパード加工なども、購入後に体型の変化や好みの変化に合わせて調整することができます。

持ち込み修理が可能になったことで、古着店やネットオークションで購入したリーバイス製品も、テーラーショップで調整することができるようになりました。この変更は、製品の長寿命化を促進するとともに、消費者にとっても選択肢が広がるメリットをもたらしています。

リーバイスのジーンズは長く愛用するほど味が出てくるものです。サイズが合わないからといって諦めるのではなく、テーラーショップの持ち込み修理サービスを活用して、長く愛用できるように調整してみてはいかがでしょうか。

まとめ:リーバイスのリペア料金は修理内容によって異なるが公式テーラーショップなら安心

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. リーバイスの公式テーラーショップでのリペア料金は基本的に1,000円~5,000円が相場
  2. ダメージ補修・補強は1,000円~、パッチ・あて布は2,000円~で利用可能
  3. 破れの大きさや場所によって料金は変動し、大きな破れや難しい場所ほど高額になる
  4. 2021年5月からリペアサービスが開始され、古着や中古のリーバイス製品も持ち込み修理が可能になった
  5. テーラーショップは全国に6店舗あり、予約なしで利用できるが、テーラー不在の場合もあるので事前確認が望ましい
  6. 裾上げはシングルステッチで550円~、チェーンステッチで1,250円~で提供されている
  7. リペアの納期は修理内容によって異なり、シンプルな修理は即日、複雑な修理は約40日かかることもある
  8. リーバイス以外のジーンズリペアショップでも修理は可能で、料金や納期を比較検討するのも良い
  9. 自分でリペアする方法もあるが、高価なジーンズや難しい修理はプロに依頼するのが安心
  10. リーバイスの裾上げは後日でも持ち込みできるようになり、購入後のサイズ調整がしやすくなった
  11. カスタマイズやアップサイクルサービスも提供されており、修理と同時に個性的なアレンジも可能
  12. リーバイスの「Buy Better, Wear Longer」の理念に基づき、製品を長く使い続けるためのサポートが充実している

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト

  1. https://www.levi.jp/tailorshop.html
  2. https://ginzamag.com/categories/fashion/246573
  3. https://kenkenblues.com/levistailorshop-repair/
  4. https://gamushara2007.com/repair/course.html
  5. https://watashito.com/articles/aba228e3-34d1-461c-9fab-e00e9a0e1577
  6. https://note.com/ega_tae_note/n/na5caf3561680
  7. https://usineouverte.com/levis/
  8. https://ameblo.jp/happy-go-lucky7112/entry-12378340586.html
  9. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000046510.html
  10. https://peraichi.com/landing_pages/view/gofit/